FXとは外国為替証拠金取引のことです。
米ドルやユーロといった為替を使って利益を出す金融商品になります。
少ない投資資金でも大きな利益を出すことができる金融商品なので、若者から高齢の方まで幅広い層に人気がある金融商品です。
初期投資資金30万円程度から1億円以上の利益を出しているトレーダーも決して珍しくありません。
しかし、FXで利益を出すためには絶対に覚えるべきポイントがいくつかあります。
そこで今回はFXで利益を出すためのポイントについて説明をしますので是非参考にしてください。
もくじ
FXを始める前に覚えるべきポイントは8つ!
FXを始める前に覚えるべきポイントはたくさんありますが、絶対に覚えるべきポイントは8つに集約されます。
それぞれのポイントについてわかりやすく説明をしますね。
そもそも為替とは
FXは冒頭でも説明した通り米ドルやユーロなどの為替を使って利益を得る金融商品ですが、そもそも為替とは一体何なのでしょうか?
為替とは2カ国間の通貨の価格を表すものです。
テレビやインターネットを見るとよく1ドル109円など出ていますが、まさしくこれが為替になります。
為替レートは日々刻々と変わり、この変動を利用して利益を得るのがFXです。
本来の為替の意味はもっと難しく複雑ですが、FXにおいては今回説明した内容が理解できれば問題ありません。
FXは円高になっても利益を出せる
外貨預金の場合、為替が円安にならないと利益を出すことはできません。
しかし、FXの場合は為替が円高になった場合でも利益を出すことができます。
なぜなら、FXは「売り」から取引をすることができるからです。
売りからの取引に関してはまた別の記事で解説させていただきますが、要は為替が円高になったら利益が出る取引形態だと思ってください。
円高のスピードは円安の約4倍と言われているので、円高になっても利益が狙えるのはFXの大きなメリットですね。
レバレッジとは
レバレッジとは「てこの原理」のことです。
てこの原理は小さな力で大きな力を動かすことができる仕組みのことですが、FXでいうレバレッジとは小さな投資金額で大きな金額を取引するための機能のことを指します。
国内FX会社を使って取引した場合、レバレッジは最大25倍までかけることが可能になります。
つまり、投資資金の最大25倍の取引ができることになりますので、10万円の投資資金で250万円の取引が行える計算になるのです。
当然、取引金額が大きくなる分、利益と損失も大きくなります。
このレバレッジの仕組みがあるので、FXは少ない投資資金でも大きな利益を狙うことができるのです。
ロスカットとは
ロスカットとは、投資家の資金を最低限守ってくれる仕組みのことです。
FXでは、損失が一定ラインまで到達した場合に「ロスカット」という強制決済システムを発動させることができます。
ロスカットラインは基本的に自分自身で設定するものであり、何も設定していない状態ではどこまでも損失が膨らんでしまいます。
世界中のトレーダーは、このロスカットを用いて自身の資金を守っています。
ただ、ロスカットも万能ではありません。
世界的な経済問題が発生した場合など、相場が急激に動いた時にロスカットの発動が間に合わずに設定していたロスカットラインの遥か下で強制決済され、思いがけない損失を抱えてしまう可能性もあります。
スプレッドとは
スプレッドとは、わかりやすくいうとFXにかかる手数料です。
厳密にはスプレッドの意味は違いますが手数料と覚えておいて問題ありません。
スプレッドはFX業者によって異なりますので各FX会社のスプレッドについてはよくチェックするようにしてくださいね。
スワップポイントとは
スワップポイントとは、簡単に言うと金利のことです。
銀行預金をしていると金利が付くかと思いますが、スワップポイントも同じイメージです。
海外通貨は日本円に比べて金利が高いことが多いので、日本円では考えられないくらいの金利がつく事もあります。
またスワップポイントは毎日受け取ることができることもありがたいですね。
FXの取引時間とは
代表的な金融商品である株式取引の場合、月曜日から金曜日までの午前9時から午後3時までしか取引することができません。
また、午前11時半から午後12時半までは昼休みになりますのでこの時間帯は取引できません。
専業の投資家であれば問題ないかもしれませんが、平日仕事をしている一般のサラリーマンの場合なかなか取引することが難しいでしょう。
しかし、FXの場合は平日であればほぼ24時間取引することができます。
日本時間の深夜でも取引ができるので、自分のライフスタイルに合わせてトレード進めることができます。
FXの税金とは
FXなどの金融商品で利益が出た場合、利益に対して税金がかかります。
金融商品によって適用される税金の種類は様々で、FXの場合は申告分離課税の雑所得が適用されます。
細かい仕組みに関してはまた別の記事で解説させていただきますが、要は他の所得(給与所得等)と合算せずに20.315%の税率が利益に対してかかると覚えておいてください。
今人気のある仮想通貨による利益は雑所得の総合課税になりますので、仮想通貨の利益と給料所得などを合算した金額によって税率は変わってきます。
最大税率は55%にもなるのでFXの税金は恵まれているといって良いでしょう。
しかし、例外として海外のFX業者で利益を得た場合には申告分離課税は適用されず雑所得扱いとなるので注意が必要です。
ここまで頑張って読みすすめた方にご褒美です!