FXのRSIインジケーターの使い方とは?正しい設定を理解し相場の反転を狙え!

FXで勝つためには、テクニカル分析を身に付けることは非常に大切です。
テクニカル分析を正確に行うことができればFXの勝率は劇的に上がるでしょう。
しかし、一口に、テクニカル分析といっても、テクニカル分析を行うには聞き慣れないテクニカル指標についてしっかり理解しなければなりません。
テクニカル指標には様々な種類がありますが、すべてのテクニカル指標を最初から覚える必要はないので安心してください。
数あるテクニカル指標からご自身に合ったテクニカル指標を身に付けることがまずは大切です。
そこで今回は、初心者の方でも簡単に使いこなすことができるRSIについて解説します。
わかりやすく説明をしますのでぜひ参考にしてください。

RSIとは

RSIとは、「Relative Strength Index」の頭文字をとった略語です。
日本語にすると、相対力指数といわれるものになります。
RSIは、一定期間における価格の変動幅から相場の買われすぎ・売られすぎをパーセンテージで表したテクニカル指標でオシレーター系の代表的な逆張り指標です。
RSIは0%から100%の数字で表されるもので、現在の相場が買われすぎなのか売られすぎなのかを判断するのに役に立つテクニカル指標になります。

それでは、このRSIにはどのような特徴があるのでしょうか?

RSIの特徴は3つ!

数あるテクニカル指標の中でも、FX初心者の方にも使いやすいと評判のRSIには、主に3つの特徴があります。

  • ボックス相場の逆張りに強い
  • 視覚的に使いやすい
  • トレンド中はあまり機能しない

RSIの特徴についてわかりやすく説明をします。

ボックス相場の逆張りに強い

ボックス相場での逆張りに強いのがRSIの特徴です。
ボックス相場の時のRSIの数値は正確なことが多く、ボックス相場の時にRSIを参考にすれば、小さな利益を何度も積み重ねることができます。
もちろん、ボックス相場でRSIの数値を信じてトレードしても逆の方向に動くことはありますが、それでも確率の高い指標として参考にすることは可能です。
為替相場は、ほとんどがボックス相場であることを考えると、ボックス相場の時に力を発揮することができることはRSIの大きなメリットでしょう。

視覚的に使いやすい

RSIでは一般的に用いられる期間は14日が多く他には9日、11日などもあります。
買われすぎ、売られすぎの水準はそれぞれ80% ・20%、75%・25%、 70%・30%がよく用いられますのでしっかり覚えておきましょう。
ローソク足チャートと並べて見比べるとRSIが買われすぎ売られすぎのラインに近づくにつれ相場が反転しやすいことがわかります。
30%以下で判定したときに買い、70%以上で反転したときに売りと判定するというように主として逆張り的な売買指標として使われる所以です。
このように、視覚的にわかりやすいことは、RSIの大きな特徴といえるでしょう。
もちろん、反転の目安のラインに行った場合、反転する可能性が高いということで100%反転するとは限りません。
RSIはあくまで反転する可能性が高いテクニカル指標であると割り切って使うことが重要になります。

トレンド中はあまり機能しない

RSIが50%付近では小幅なもみ合いとなることが多く、その後大きく相場が反転、またはトレンド形成されるかを判断することは難しいので、トレンドが発生しているときはあまり機能しないデメリットがあります。
RSIが50%付近のところで、逆張りをした場合、相場が大きく反転すれば大きな利益を取ることができますが、逆にトレンドが形成されさらに上昇もしくは下落をすると大きくマイナスになってしまいます。
RSIは、FX初心者の方でも使いやすいテクニカル指標ではありますが、RSIを使う際は、他のテクニカル指標と並行して利用することが重要になります。
次の章では、RSIと相性の良いテクニカル指標を使った実践的なRSIの使い方について説明をしますのでぜひ参考にしてください。

RSIと相性の良いテクニカル指標はずばりボリンジャーバンド!

RSIと相性の良いテクニカル指標はたくさんありますが、初心者の方でも使いやすいのがボリンジャーバンドとMACDです。
ボリンジャーバンドとは、簡単にいうと、高い確率で+2σ(標準偏差)と-2σのラインの間で価格は動くであろうという予測をもとにして将来の価格の動きを予測するために使われるテクニカル指標になります。
統計学上、+2σと-2σの間に収まる確率は95.45%とされていますのでかなり正確に今後のレンジを読むことができるテクニカル指標です。
このボリンジャーバンドとRSIの相性は非常に良く、ボリンジャーバンドを参考にしながらRSIを使えばレンジ相場の中で何度も利益を取ることができます。
つまり、ボリンジャーバンドのラインの中に入っていれば、レンジを破るトレンドが起こる可能性は少ないので、あとはRSIを使って買われすぎなのか売られすぎなのかを判断すれば良いのです。
もちろん、ボリンジャーバンドのラインを破る可能性は0ではないので注意が必要ですがRSIにボリンジャーバンドを使うことによりFXの勝率を高めることができるでしょう。

まとめ

今回は初心者の方でも比較的利用できるテクニカル指標の一つであるRSIについて説明をしました。
テクニカル指標はもちろん万能ではありませんが、FXの勝率を上げることに役に立ちます。
RSIは、視覚的にも使いやすいテクニカル指標になりますので初心者の方でも問題なく使いこなすことができるでしょう。
ぜひ今回の記事を参考にして頂き、RSIの理解を深めていただければ幸いです。

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