【バイオプインジケーター】CCIを使ってバイナリーオプションを完全攻略!

「CCIを使ってバイナリーオプションの分析をしたい!」
「初心者でもできる、CCIの有用な使い方が知りたい」
と思ったことはありませんか?
今回はCCIの概要や使い方について徹底的に解説します。
バイナリーオプションの勝率を上げたい方や、分析方法を知りたい方は参考にしてみてください。

CCIとは

CCIは、テクニカル分析に使うオシレーター系のテクニカルインジケーターです。
価格推移には上昇や下降に伴う一定サイクルがあるという考えを元につくられており、バイナリーオプションにおいては買われすぎや売られすぎを判断する材料として使われています。
値自体は、現在の価格がその日の高値、安値、終値の移動平均値からどのくらい離れているかを示しており、
・100以上なら買われすぎ
・-100以下なら売られすぎ
という見方をすることが多いです。
また値の上限や下限がなく±200〜300になることもざらにあるため、一般的には他のインジケーターと併用して使われています。

CCIのメリット

CCIを使うメリットをご紹介します。

【CCIのメリット】
・順張りと逆張りエントリーのどちらにも使える
・シグナルサインが早い

順張りと逆張りエントリーのどちらにも使える

CCIは順張りと逆張りエントリーのどちらにも利用できます。
順張りでは、トレンドの発生を確認することでエントリーを行います。
また逆張りではCCIは相場での買われすぎや売られすぎが分かることで、それぞれ
・買われすぎでは下降する
・売られすぎでは上昇する
という予測を立てることでエントリーを行います。
このようにバイナリーオプションにおいて、さまざまなタイミングでのインジケーターとして使えるのは大きなメリットです。

シグナルサインが早い

CCIは、値動きに対しての反応がEMAよりも早いインジケーターです。
EMAとは指数平滑移動平均線のことで、移動平均線の欠点が補正されたインジケーターであり直近のデータに比重を置いて算出されている値のことをいいます。
CCIは相場の流れを早く察知して、勝率を上げることに貢献してくれます。

CCIのデメリット

次に、CCIのデメリットを2つ解説します。
【CCIのデメリット】
・ダマシが起こりやすい
・CCIのみの利用では根拠が弱い

ダマシが起こりやすい

CCIは値動きに対して反応が早い分、ダマシが起こりやすいというデメリットがあります。
ダマシとは、トレードサインが出ていたとしてもそのサインと逆の動きをしてしまうことです。
つまり±100のラインを抜けて戻ってきたとしても、すぐに±100の範囲を超えてトレンドが転換しない現象が起きてしまいます。
これはCCIの値には上限がないからで、勝率が下がる原因となるので要注意です。

CCIのみの利用では根拠が弱い

バイナリーオプションにおいて、CCIのみの分析ではエントリーする根拠としては少し弱い部分があります。
上記でも述べたように、CCIはダマシが起こりやすいからです。
ただし後半で紹介するインジケーターと併用すれば、より根拠を強めて勝率を上げることができるので参考にしてください。

CCIの設定方法

それではCCIの設定方法をご紹介します。
今回は、MT4(Metetrader4)を使ってご紹介します。

【設定方法】
・挿入
・インディケータ
・オシレーター
・Commodity Channel Index を開く

期間の値は、最もメジャーである「14(日)」に設定しましょう。

CCIの使い方

バイナリーオプションにおける、CCIの基本的な使い方について解説します。

【CCIの基本的な使い方】
・買われすぎや売られすぎを判断する
・ダイバージェンスでトレンドの収束を判断する

買われすぎと売られすぎを判断する

CCIの最も基本的な使い方は、買われすぎや売られすぎを判断する材料とすることです。
一般的に+100以上なら買われすぎ、-100以下なら売られすぎだと認識しましょう。

エントリーの条件は、以下の通りです。
【エントリーの条件】
+100のラインを下回る→ローエントリー
–100のラインを上回る→ハイエントリー

ただしこれだけですぐに判断するのは危険なので、他のインジケータの分析を見たり時間を置いたりして少し様子を見てからエントリーしましょう。

ダイバージェンスでトレンドの収束を判断する

CCIは、ダイバージェンスでのトレンド収束を判断する材料にもできます。
ダイバージェンスとはローソク足の動きとインジケーターの動きが逆向きになることです。
トレンド中のダイバージェンス発生はトレンドの勢いが衰えていることを意味するため、トレンド変換もしくはレンジ相場へ移行することが多いです。

CCIを組み合わせて使おう!

前述したように、CCIは他のインジケーターと併用して利用するとさらに強い根拠を持ってエントリーすることができます。
ここでは3つの併用方法について、簡単に解説します。

【CCIの併用】
・CCIとRSI
・CCIとボリンジャーバンド
・移動平均線

CCIとRSI

CCIとRSIは、最も相性のよい組み合わせだと言われてます。
まずCCIとRSIは、以下のように設定しましょう。

【CCI】
レベル表示:160 -160
適用価格:close
期間:14

【RSI】
レベル表示:35 65
適用価格:close
期間:14

エントリー条件は以下の通りです。

【ハイエントリーの条件】
・RSIが35〜65
・CCIが-160のライン超える
・ハイエントリー

【ローエントリーの場合】
・RSIが35~65
・CCIが+160のライン超える
・ローエントリー

ここではRSIを35〜65としましたが、自分の感覚で微調整してかまいません。

CCIとボリンジャーバンド

CCIは、ボリンジャーバンドとも相性が良いと言われています。
ボリンジャーバンドとは、移動平均線の上下にチャートの値動きの幅を予想する変動幅の線が入ったインジケーターのことです。
過去の値動きから予想して、次につける価格の変動範囲(ボラティリティ)を予測することができます。
CCIは、ボリンジャーバンドと併用することでダマシを回避することが可能です。
CCIとボリンジャーバンドは、以下のように設定しましょう。

【CCI】
期間:14か20

【ボリンジャーバンド】
期間:14か20
偏差:±2σ

CCIとボリンジャーバンドの期間は、14か21で両方揃えて設定しましょう。
エントリーのタイミングは以下の通りです。

【ハイエントリーの条件】
・CCIが-100を下回る
・ボリンジャーバンドが-2σに触れる

【ローエントリーの条件】
・CCIが100を上回る
・ボリンジャーバンドが+2σに触れる

CCIと移動平均線

CCIを移動平均線との組み合わせて活用するのもおすすめです。
移動平均線はトレンド系のインジケータで、最もメジャーな指標だともいえます。
一定期間の終値の平均値を繋げてトレンドの方向性や強さを判断する材料として使われているので、さらに強い根拠を持ってエントリーすることが可能です。

まとめ

今回は、バイナリーオプションでのCCIの使い方について解説しました。
CCIはサインのタイミングが早くエントリーの判断をする際に有用ですが、その分ダマシが起きやすいインジケーターです。
より正確な分析・判断をするために、他のインジケーターと併せて活用しましょう!

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